ハムストリングスの重要性
フットサルのパフォーマンスが落ちている・・・。
年齢のせいか、トレーニング不足のせいか。
トレーナーである以上、年齢を言い訳にはしたくない。
トレーニングに活路を見出すべく、いつものメニューを見直すことに。
まず着手したのが足部。
ポールを使ってMP関節の動きを確認したけど、特に問題があるようには見えない。
続いてハムストリングス、太ももの裏側の筋肉。
フィットネス系だとあまり重要視することはないけど、スポーツだと結構使われることが多い。
特にスプリント時に、衝撃吸収で使われるので。
ハムストリングスが、体重の2~9倍。
ヒラメ筋が、体重の6.5倍~8倍。
大腿四頭筋が、体重の4~6倍。
中臀筋が、体重の2.5倍~3倍。
大臀筋が、体重の1.5倍~3倍。
これを考えた時に、明らかにハムとヒラメ筋はトレーニング足りてない。
と言うことで、重点的にトレーニングを開始。
ハムストリングスは大腿部の拮抗関係にある大腿四頭筋ではなく、体幹の拮抗関係にある脊柱起立筋とのバランスでトレーニングをすることに。
脊柱起立筋、めっちゃ弱い。
びっくりするくらい使えてなくて、あきらかに弱点部位になってました。
ルーマニアンデッドリフトやジ―プレスなど、ハムと起立筋を同時に使うトレーニングを重点的に行いました。
フィットネス系は股関節のヒンジを意識しますが、フットサルは下腿の動きが重要。
スプリントにヒンジは使わないですからね。
要は普段やってるトレーニングでは、フットサルのパフォーマンスに活かせないことがわかりました。
ハムと起立筋を意識させるフォームで、デッドリフトを行いました。
ジープレスだと座位種目なので、立位でやるデッドリフトを重点的に。
選ぶ種目もスポーツに特化するなら、立ってやる種目を優先したいですね。
ツイートにも書いたけど、加速と同じくらい減速も大事。
まだまだ減速が不十分なので、方向転換もうまくいかないしキレも少ない。
ムーブメント系はセミナーで学んではいたけど、使う場面もないし指導することもなかったので明らかに不足しています。
まぁそう気づけたことが収穫で、何より楽しみながらフィジカルを向上できるのがいいことですね。
ちなみに愛用のユニは、元イタリア代表のファンタジスタ、ロベルトバッジオのもの。
好きなユニフォームを着て、好きなフットサルをやる。
ヘタなりに楽しむ心の余裕は、いつまでも持ち続けたいですね。
小泉智明公式ホームページ
https://ikebukurodiet.jp/