群馬県桐生市パーソナルトレーニングジム

群馬県桐生市でダイエットやストレッチをメインにパーソナルジムをしています。

運動療法やリハビリ目的で行うパーソナルトレーニング

この記事でご紹介するのは、グラウンドムーブメントを取り入れたパーソナルトレーニングについて。

赤ちゃんの発育発達過程をヒントにした運動プログラムです。

  • 仰向け
  • うつぶせ
  • 寝返り
  • 四つ這い
  • 立位

生まれてから歩き出すまでに、同じような成長過程をたどります。

赤ちゃんトレーニング

最大のメリットは、成長過程で必ずやっている動きがベースなので誰でもできるところ。

支持基底面が多く動きを制御しやすいので、運動療法やリハビリ目的にも最適です。

なぜ運動療法が必要なのか?

それには脳の構造を考える必要があります。

ケガの前後で脳の機能が変わり、身体の状態も変わってしまう。

痛みへの恐怖から、動きたくなくなる。

このような悪循環を解消するために、運動療法が必要なのです。

ケガの前後で変わってしまった脳は元にはもどりません。

成人でも脳は柔らかいので状況を認識して、必要に備えて脳の機能を配線しなおす機能があります。

病院でこんなことを言われたことはありませんか?

  • 治療以外にも運動をしなさい
  • 不調の原因がわからない

もしかしたら、運動機能に原因があるかもしれません。

ではここから、脳の配線をし直すための運動療法プログラムを見て行きましょう。

運動療法を行う3つの効果

 

足利市パーソナルジムの運動療法を行う3つの効果

単に筋力や柔軟性を高めるだけでなく、運動機能を総合的に高めていきます。

主にこちらの3つの効果を出すのが目的。

  • ボディイメージの形成
  • 姿勢制御機能の向上
  • 筋機能の向上

では順に見て行きましょう。

ボディイメージの形成

 

感覚入力をたくさん入れることで、痛みに対する過剰な防衛や代償動作などムダ動きを減らすことが目的。

そのために3つの感覚をトレーニングしていきます。

  • 触覚・・・外界との関係を調整
  • 固有覚・・・力加減や手足の位置感覚
  • 平衡感覚・・・バランス感覚

位置覚(自分が今どこで何をしているかの感覚)を取り戻すことで、過緊張や防衛反応を解消します。

姿勢制御機能の向上

 

  • 仰向け
  • うつぶせ
  • 寝返り
  • 四つ這い
  • 立位

さまざまな姿勢で運動をすることで、姿勢制御の向上に役立ちます。

筋機能の向上

 

筋出力や可動性やパワーの向上を目的としています。

運動療法では筋肉だけでなく、身体にある様々な感覚入力を刺激します。

筋出力を高めるには、筋力以外に包括なアプローチが必要。

運動療法5つのプログラム

 

足利市運動療法5つのプログラム

この記事では、ボディイメージの形成をメインでお伝えしていきます。

  • 仰向け
  • うつ伏せ
  • 寝返り
  • 四つ這い
  • 立位

さまざまな姿勢で運動をしていきます。

それにより、以下の効果があります。

  • 体性感覚の刺激を多く入れる
  • 効率のいい動きの向上
  • 過度な緊張を防ぐ

では見て行きましょう。

仰向けエクササイズ

 

隣で子供もやっていますが、赤ちゃんの3ヶ月ポジションでの呼吸。

身体が最もリラックスる姿勢で、呼吸筋である横隔膜が機能しやすい姿勢です。

 

 

側屈と言う動きを出すのが目的。

日常で動かすことのないパターンですが、人の動きは3面(他に曲伸と回旋)なので不足しないようカバーしていきます。

仰向けで行うハイハイ。

 

 

仰向け姿勢で、動きのあるエクササイズ。

股関節と肩甲骨を正しく連動できないと、進んでいかないのが特徴。

どう動かせばハイハイできるのかを、感覚で学習できるのでおすすめのエクササイズです。

うつ伏せエクササイズ

 

仰向けが問題なくできたら、次はうつ伏せエクササイズへ。

 

 

仰向けでのエクササイズが足りないと、うつ伏せ姿勢で腰が痛いと感じる人がいます。

仰向けに比べると床への設置が少し減るので、レベルアップしたエクササイズとなります。

 

 

うつ伏せ姿勢で側屈と回旋を。

仰向けよりも動きが大きいので、難易度は上がります。

頭を左右に動かすので、三半規管のトレーニングにもなります。

寝返りエクササイズ

 

基本である曲げ伸ばしから。

 

 

背骨を反らせる筋肉はたくさんあるけど、丸める筋肉はありません。

身体が過緊張すれば、全身が反ってしまう。

丸みをコントロールできることが、まず前提条件です。

 

 

寝返りは3面の動きに加えて、前庭系など感覚入力のエクササイズにもなります。

四つ這いエクササイズ

 

ヨガやピラティスでも行うことが多いキャット&ドッグ。

 

 

丸めると反らせるがバランスよくできることが大事。

 

 

続いて横に。

 

 

次は前後にも。

立ってる時よりも視線が下がるので、周辺視野のトレーニングにもなります。

入ってくる情報が変わるのと、光の入射角や聴覚にもいつもと違う刺激が入ります。

四つ這いは、立位と比べて大きな筋力を必要とします。

立位

 

おすすめは、ウォーキング。

 

 

できればジムのトレッドミル(ウォーキングマシン)ではなく、自然の中を歩いてほしい。

景色が流れていくのがポイント。

また四つ這い姿勢と違い、神経系の要素が入ってくる。

立って歩くのとハイハイでは、流れる景色も変わってくる。

このように筋力以外にも、身体のある多くの感覚刺激を鍛えることが運動療法になるのです。

まとめ

 

心身の不調の治療やリハビリとして、運動療法をすすめられることは多くあります。

単純に筋力や体力を向上させるだけでなく、取りれるべき3つのことを紹介しました。

  • ボディイメージの形成
  • 姿勢制御機能の向上
  • 筋機能の向上

ボディイメージが形成できれば、過度な緊張や防衛反応を解消できます。

自律神経が乱れてる人などにおすすめ。

姿勢制御の向上では、さまざまな姿勢で運動することで、感覚入力を刺激することができます。

自身の身体をうまくコントロールできない人におすすめ。

筋機能の向上では、筋出力を高めることに絞りました。

今ある筋力を十分に発揮できる状態にする。

心身の疲労を感じやすい人や、今一つ馬力が出ない方におすすめ。

身体と心は繋がっているので、どれか1つではなく統合的に運動をしていくようにしましょう。

小泉智明公式ホームページ
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